お客様により良い靴をお届けするため、また「モノづくりの街、浅草」を絶やさないようにという思いから発足した、クロスロード浅草工場ももう少しで8年目を迎えます。
国内の自社工場は海外工場に比べ、生産から販売まですべて目の届く範囲で行えるため、品質管理が行き届きやすいというメリットがありますが、当然維持するコストは高くなってしまいます。
また生産時にできてしまうアウトレット品の処分も頭の痛い問題でした。
ナチュラルレザーを使用しているからこその革本来のキズ・シワや質感の違い。
職人たちによる手作業の際に少し傷ついてしまった革。
そんな、見た目にちょっと問題がありそうな商品たちは、使用上は全く問題がないものなのに、検品の際にアウトレット品としてはじかれてしまいます。
靴としては十分履けるものなのにもかかわらず、職人たちが一生懸命作り上げた靴を処分するのは、ものづくりにかかわる会社としてはできる限り避けたい…
だけどデザインも、色もサイズもバラバラ。傷の理由も様々なため、1足ずつ売るのは難しい…
どうにかお客様に理解していただいたうえで購入していただけないかと考えた結果、今回初めて公式店だけの「ハッピーバッグ」という形で、販売することになりました。