この靴…なにかおかしい…? パート②
2025年6月2日
こんにちは、工場長の齋藤です!
暑くなったり寒くなったりで体調管理が
大変ですね〜
衣替えをしたのに、まだ長袖が必要で引っ張り出したりしてみたり。着て行けば暑いし。
どうせなら早く暑くなって欲しいものです。
暑いのは嫌ですけど。
それでは今回もお願い致します!
前回小さな靴を紹介させて頂きパーツ等も紹介出来ればと言う話をさせて頂きました。
≫前回の記事を読んでいない方はこちら
交渉の結果…………
作って頂けました!
しかも沢山!

では出来上がったパーツ見て行きましょう!
小さいな〜
汚い手ですいません!私の手です!





先芯と月型。
(月型とは靴の踵部分に入れるパーツです)
先芯と月型もこんなに小さいの周りをしっかりと漉いてあります。




中底もしっかりとクセつけされてます。


本底の押し縁もこんなに小さいのにしっかりとステッチも入っています。


アッパー(製甲)もしっかりとミシンが
かけられています。裏皮もしっかり付いています
このサイズをやるのにはかなりの腕前
が必要だと思います。






いや~いつ見ても本当に素晴らしい!
この靴は履けるサイズの人がいれば実際に履ける様に作られているので、売られるとしたら
いいお値段になると思います。
やる事は普通の靴と変わらないので。
普通の靴よりも作るのは手間がかかるでしょうね〜。機械も使えないのでALL手作りですし!
小さな靴を作ろうと思った時にここまで
こだわるかな〜と、ふと思っちゃいました!
しかもプライベートで作っている物ですし。
本物の物作りをしている人なんだな〜と
つくづく思わされます!
こんな方がクロスロードの靴のパターンをこだわってやっているのでいい靴が出来上がるんだな〜と思います。
毎日毎日しっかり作らねば!
次回はこの靴を作って行きたいと思います!
今回もお付き合いありがとうございました!