1月30日(日)革の巾着ポシェットワークショップレポート  | あしながおじさん / cavacava (サヴァサヴァ)靴の公式通販サイト【公式】

1月30日(日)革の巾着ポシェットワークショップレポート 

2022年2月2日

先週に引き続き、今週も革の巾着ポシェットのワークショップを開催しました。
日曜日開催は久しぶりです。

午前中は4名様にご参加いただきました。
地元で子供たちにレザークラフトのワークショップを開催している方や、高校生の時からあしながおじさんをご愛用いただいている方など、最初に自己紹介を丁寧にしていただきました🎤✨

すでに何回もご紹介しているので詳しい方法は割愛しますが、当ワークショップでは革に色々な方法で触れてもらいたい!という思いから、またから作り上げることの達成感を感じていただきたいと、できるだけ全工程をお客様自身に行っていただいています。

ポシェットもB4サイズくらいの1枚の革から自分で裁断し、穴をあけ、縫うまでをすべて行います🛠
とはいえ、初めてレザークラフトを行う方でも完成できるようになっていますので、ご心配なく👍

この日も最初にカッターを入れる時には、「もう無理かもしれない、、、」といっていた方もちゃんと完成してましたよ😘

このワークショップでは革を切る際には普段使い慣れているカッターをご用意しています。職人もカッターで革を切ることも多いのですが、腕のスナップをフルに生かせる「革包丁」という道具も使用しています。

職人が日々手入れしている革包丁は切れ味も抜群🔪✨
カッターとは握り方が違うので、最初は戸惑うかもしれませんが、曲線に合わせてヌルヌル切れていく感覚はぜひ一度試していただきたいです。
この日も午前中1名の方にお試しいただきました👏

最初はおっかなびっくりでしたが、もともと器用な方でしたので、あっという間に使いこなしてました。
ご希望の方には貸し出していますので、我こそは!という方はぜひ。

穴あけも最初の内は1つの穴を打つのに5,6回叩いていましたが、後半になると1,2回でポンポン開けられる腕前に。

縫い紐で縫う工程になると、どんどんとバッグのシルエットができてくることもあり、ワクワク感もスピードも高まります。

ポシェットが縫い終われば肩紐を通して、最後のお楽しみ、チャーム作り。
あしながおじさんオリジナルのメタルチャームと自分で刻印したチャームを付けると完成度もアップしますね。

午前中の4名様も途中、会話も交えながら無事完成しました。
出来立てのポシェットを鏡に映してこれくらいの長さかな?と調整中。

親子でご参加いただいた方はその日のコーデとも一致していた、ホワイトとブラックのワントーンな組み合わせ。
同色系で合わせると上品な仕上がりですね。
人気のパデッド風型押し革はこの日も人気でした。
シンプルだけど、立体感が出るのが人気の秘訣でしょうか?
メタリックカラーは冬のコーデのアクセントにいいですね。
ライムグリーンをチョイスした方は、最後まで、「普段はこんな色選ばないんだけど。。。」といいながら、出来上がるやいなや肌身離さずつけてくれてました😍

完成後は工場見学に移動です。
当社の工場は10年前は物流センターとしても使用していたごく普通のビルなので、こんなところに😲と皆様少し驚かれます。

レザークラフトを指導した講師が引き続きご案内を務めます。

この日はあしながおじさんのローファーパンプスとサヴァサヴァのVカットシューズをメインで作っていました。

一日に100~200足作るためにはもちろん各工程にて機械を使用するものの、合間合間に思った以上に人の手がかかっているのにビックリされていました。

全工程を見ていただいた後、集合写真を撮って解散となりました。
朝早くからおつきあいくださり、ありがとうございました!

午後は3名様のお客様にご参加いただきました。

革選びはやっぱり、一番盛り上がるシーンです。
お選びいただける革は、季節に合わせて新色を追加したりしています。
1月のワークショップ用には少し濃い目のグリーン、型押しのシルバーと、前回完売してしまったライムグリーンを追加しました。

このワークショップで使用している革は靴を作る際に出た端の革をアップサイクルして使用しています。革によっては限りがあるものも。
その時々に違った革をそろえていますので、ぜひお気に入りの一枚を探してくださいね。

今回はポシェットではなく、巾着スタイルにしたい!というリクエストがあったため、希望のお客様は巾着に仕様変更。
ストラップを通す穴がこのままでは少し小さいため、縦並びに穴を拡張します。
ストラップを半分の長さに切って、2本にしたら、それぞれ左右片側から通すと巾着スタイルに。

縫う作業は黙々と進むので、その間に刻印したい文字を考えておいてくださいね!とお願いするのですが、やっぱりタグを前にすると悩みます。。。😏

人数は少なめでしたが終始にぎやかに、ワイワイと作業は進みました。
はじめは不器用なんで最後までたどり着けるか心配、、、とおっしゃってましたが、皆様とっても素敵な仕上がりでしたよ!

パデット風型押しは午後も人気でした。グレージュのストラップと縫い紐がバランスいいですね。
ご友人同士でご参加いただいた仲良しの2人組、一人は落ち着いた雰囲気のグレーをチョイス、最後まで悩んだブラックのひもが結果正解でした👍
もうお一方の選んだメタリックはギラギラしすぎず大人っぽいツヤ感があり、こちらも素敵。
ちなみに実はスタッフもリハビリをかねて作りました😁
個人的におすすめの新色のグリーン。ブリティッシュトラッドを意識してみましたが、いかがでしょうか🤔

作業が終了したら、午後の部ももちろん工場見学です。


午後の部は機械作業は終わっていることが多く、少し静かな工場内で工場長をメインに説明をしていきます。

ご参加いただく皆様はやはりモノづくりに興味を持っている方が多いため、本当に熱心に聞いてくださり、とてもありがたいです。
デモンストレーション後に「おお~」といった反応があると職人もテンションが上がりますので、どんどんリアクションしてくださいね😉

連日感染者の数が増えていく中での開催となりましたが、お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
このような状況での開催は社内、また、スタッフ自身もかなりぎりぎりまで悩みましたが、楽しみにしてくださっているお客様がいらっしゃること、また作業内容的に比較的感染リスクは低い点から、感染対策をしっかり行ったうえで開催させていただくことにしました。

がまんが続く連日の中で、ささやかな息抜きの場をご提供できればと今後も状況が許す限り開催を続けていければと考えております。
もちろん、油断は禁物ですが。

次回の開催も決定しました!
詳細はこちらから!

久々にミニチュアシューズのペン立ても作ります。
作業をするショールームに過去のワークショップ作品を展示しているのですが、反応率NO.1は実はこのペン立て。
手のひらサイズのシューズはとってもかわいらしいのでおススメです🥰

定番人気のポシェットも新しい革を追加する予定ですので、ご期待ください!

生産部 STAFF

生産部 STAFF

浅草にあるクロスロードの自社工場。 職人が集まり、ほとんど手作業で靴をつくっています。毎月レザークラフトを行うワークショップも開催しています。 Instagram @shoesfactory_asakusa

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クロスロード生産部が運営する、あしながおじさんのワークショップ。靴に使った余り革を使い、レザークラフトをしています。毎月、浅草で開催中!