8月19日(金)夏休みキッズ向け木と革のペンケースづくりワークショップレポート | あしながおじさん / cavacava (サヴァサヴァ)靴の公式通販サイト【公式】

8月19日(金)夏休みキッズ向け木と革のペンケースづくりワークショップレポート

2022年8月23日

8月のワークショップは去年に続き、キッズ向けのワークショップを開催しました!
今年は異素材ミックスが楽しい、木と革で作るペンケースづくりです🖋

まずは午前の部から。

午前の部は5名様満席での開催でした🙌
7歳から10歳まで小学校低学年のお子様が中心です。

普段は大人ばかりのショールームに子供たちが揃い、にぎやかな会になりそうです🥳✨

シャイボーイたちに拒否されながらもちょっと強引に自己紹介をしてもらったら早速作業開始⛏
まずは土台部分になる木片の3面にのりを塗っていきます。

のりは歯ブラシみたいな形をした刷毛で塗ります。
慣れない道具ながらも、なかなかいい感じ!

のりは工場で実際に使っている革用ののりです。
紙同士をくっつけるスティックのりやボンドと違い、くっつけたいものの両面に塗ることと、手につかない程度に乾かしてからくっつける作業をするというのが使う時のポイント。
子供たちは乾いちゃってもくっつくの??🤔と不思議がっていました。

革の方はのりの痕が残りやすいので、きれいに仕上げをするためにマスキングテープで養生をしてから塗っていきます。

幅は木片の幅、上面は底辺から17.5cmのところをのこして養生するのですが、中にはきっちりとこだわって作っているお子さまも。
保護者の方が手伝おうとしても、「お母さんは黙ってて。」とぴしゃり😅
実際作業されている顔つきは真剣そのものでした。

大人でも子供でも集中して何かに打ち込める時間は本当に大切だと思います。
一生懸命作れば、出来上がった作品への愛着も人一倍ですね😉

両面にのりを塗って乾いたら、いよいよそれぞれをくっつけてペンケースの形へ仕上げます。
事前に撮影した動画を参考にくっつけていきます。
手前から奥にクルクルとまわしていくと、あっという間にペンケースらしい形に👏

あとは紐を縫い付けて、鋲を打ち込んで、紐に流木を通したら完成!

木片の準備にちょっと手違いがあってお待たせしたり(すみませんでした🙇‍♀️)、人数も多めということで、たっぷり1時間半の作業でした。

皆さんこだわりのカラーリングと自然の形を活かした流木で世界に2つとないペンケースが出来上がりました。
出来立ての作品をもって、いとこ同士の仲よしガールズをパシャリ。
満足する出来になったかな??

作業が完了したら、次は工場見学です。


ワークショップの講師を務めた職人と工場長が中心になって、それぞれの工程を説明していきます。

「臭~い😣」とかいいながら子供たちは興味津々。
工場長の半径50cmを取り囲むように熱心に各工程を見学してくれました。途中ボタンを押したりと危険性が少ない工程は実際にちょっと体験も。

そういえば、今回ご参加いただいた保護者の方で当工場で製造したアプレを履いてきてくださった方がいらっしゃいました。(ありがとうございます🥰)
久しぶりの帰省といったところでしょうか!?

約30分位で靴の形が出来上がるところまでを、説明し工場見学も終了。
午前の部、全工程が終了しました👌

続いて午後の部です。

この会はちょっと予約が少なめで、小学三年生の親子1組にご参加いただきました。

普段特に物を作ったりするような習い事はしていない、ということでしたが、なかなかの手際👏✨
お母さまも洋裁などモノづくりが好きということで、いい影響を受けられているようでした。同じく手作り作業が好きなスタッフはお母様と思わず手芸資材の「罪庫」トークで盛り上がってしまいました。
いつか使えると思うと捨てられないんですよね。。。🙄

基本工程の、成形~紐の取り付け~流木つけまで1時間経たずに終了してしまったので、残った時間でオプション作業も行いました。

まずはアルファベットや植物モチーフ、干支などの刻印を革にスタンプのように押して飾り付けます。
迷いだすと止まらなくなるタイプ、ということで慎重にレイアウトを考えます。

刻印は力加減に慣れが必要なので、練習用の革でしっかり練習してから、蓋部分に刻印しました。
イニシャルはスタンプと同様、左右逆転しやすいのですが、しっかり確認してばっちりの仕上がりに🙆‍♀️

最後に取り付けた木片にペンキやニスを塗りきれいに装飾します。
今回は紐のアイボリーに合わせて同色のペンキをチョイス。

ムラにならないよう慎重に重ね塗りをしてオプション作業も完成!
せっかくなら記念写真を!とお願いしたのですが、恥ずかしいので無理!と断られてしまいました😁

作業が完成したら、午後の部も工場見学に移動です。
時間も少し早め、また一組のみということもあり、比較的じっくり説明させていただきました。

今回はキッズ向けの企画ということでしたが、実際の工場見学の工程は大人と同じ流れで進みます。
お子様はもちろん、保護者の方にも興味をもって見ていただける内容になっているかと思います。

午後の部も底付けした後により強く圧着させるための機械や、ヒール打ち機の機械などを実際にボタン操作をして体験してもらいました。

中には少し大きな音が鳴る機械があるので、少しびっくり😲しながらも楽しんで体験していただけたようです。
体験とはいえ、出来上がりは立派な製品。2週間後には店頭に陳列されているかも?なんて😁

途中、のりを付けやすくするために革の表面をやすりで削り落とす作業があるのですが、そのやすりの大きさがかなりまちまちなのに気が付いたお子様。
未使用の大きさから、ビフォアアフターの差におどろいていました

またやすりの目地に入り込んだ革のカスを落とす作業も工場長に追加で見せてもらいました。
スタッフも初めて見る作業で一緒に楽しんでしまいました😏
何気なく見過ごしてしまう当たり前の風景ですが、視点が変わると新しい発見があり、いつもの工場見学とまたちょっと違う工場見学になりました🙏

午後の会もこれで全工程終了。
興味を持ってくれるのが嬉しくてこちらもつい長々と見学にお付き合いさせてしました😅
だいぶ盛りだくさんで、ちょっと疲れさせてしまいましたでしょうか?

この日は夏らしい、いいお天気でした🌞
お暑い中ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました🙌
私たちもお子様たちから元気なエネルギーをたくさんいただきました!

翌日分もまた近々レポートします📝

9月は人気のあのアイテムを作るワークショップを開催する予定です。
詳細はまたホームページ上でお知らせします。
お楽しみに!

生産部 STAFF

生産部 STAFF

浅草にあるクロスロードの自社工場。 職人が集まり、ほとんど手作業で靴をつくっています。毎月レザークラフトを行うワークショップも開催しています。 Instagram @shoesfactory_asakusa

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クロスロード生産部が運営する、あしながおじさんのワークショップ。靴に使った余り革を使い、レザークラフトをしています。毎月、浅草で開催中!